『DARK QUEEN』(ダーク・クイーン)は、松原あきら(まつばら あきら)による漫画作品。講談社とYahoo!コミックによる「新世代ヒーロー創出」を提唱する協同企画ウェブマガジン「ヒーロークロスライン」に連載されたウェブコミックである。
西暦2013年、ノッカーズ犯罪団の片隅で馬鹿にされ続けてきた“非ノッカーズ”の銀殺人を、世界的ノッカーズ犯罪結社「ロッセリーニ一族」の大幹部である雫・ロッセリーニが訪ねて来た。ひと月前に死去した先代「王」の後継者を決める「ロッセリーニ杯」に代理として戦う「騎士」として、彼女は何故か彼を選んだという。ノッカーズ同士の決闘に無力な“非ノッカーズ”の身での出場を拒む殺人だったが、そこへ、雫を狙う刺客が襲ってきた。強大なキャヴァリエの力を目の当たりにし逃げ惑う殺人だったが、生まれて初めて自分を認め必要とした雫の危機に思わず飛び出してしまう。そのとき、雫から借りた槍が言葉を発すると同時に、彼の身体を何かが覆い始め、気づくと殺人はキャヴァリエに乗っていた。こうして、無力な“非ノッカーズ”の騎士と、組織から疎まれる大幹部、自分では能力を使えないノッカーズの3人による、組織を覆すための戦いが始まったのである。