『聖樹のパン』(まさきのパン)は、山花典之の原作、たかはし慶行の作画による日本の漫画。『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)において、2015年から2021年まで連載された。全121話。北海道小樽市を舞台として、優れた製パン技術を持ちながらも自信に欠ける主人公が、客たちや様々な人々との触れ合いを通じて成長していく様子を描いた作品である。
北海道小樽市、ベーカリーとペンションを兼業するベーカリーペンション雪の森では、パン職人が病気で倒れて、パンが作れない日々が2か月にわたって続いている[3]。本州から来道してきたほしの聖樹は、非凡なパン作りの才能を買われ、パン職人としてペンションに勤めることになる[4]。パン職人として自信を失っていた聖樹は、彼の作るパンを食べて喜ぶ客たちに囲まれ、職人として少しずつ成長してゆく[5]。
この地へ戻る日まで。またね。 積年の恨みを晴らすため、雨竜(うりゅう)は姑息な手段を使い、聖樹(まさき)にパンバトルを仕掛ける。仲間のために。父のために。そして自分のために、聖樹は雨竜との最終バトルに挑むのだった。果たして最終バトルの行方はーー!?