『龍-RON-』(ロン)は、村上もとかによって1990年から2006年まで『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて連載された歴史漫画、またそれを原作とするテレビドラマである。
1928年、京都。押小路龍は財閥を経営する押小路男爵家の跡取りであったが、会社経営には興味がなく、幼少時から得意としていた剣道の腕で身を立てようと、日本有数の武道家育成機関・武道専門学校(武専)へ入学する。師の薫陶や同期との研鑽、幼馴染の舞妓・小鈴、押小路家の女中・田鶴ていとの恋模様を通して、龍少年は少しずつ大人の男へと成長してゆく。