『わらびー』、または『Wallaby』は、ゲーム雑誌『げーむじん』および『げーむじんPARTNER』(どちらもティーツー出版)に、1998年12月号から2000年夏号にかけて連載された漫画である。著者はあずまきよひこ。『あずまんが2 あずまきよひこ作品集』(パイオニアLDC・現:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)に収録された。
事故死した少年の魂が宿ったぬいぐるみと、そのぬいぐるみを作った少女を巡る「ハートフルドタバタラブコメディ」(作者談)。作者持ち前の絵のかわいらしさと少女の毒味ある描写で人気を得た。少年の行く末をハッキリさせないまま完結した(前述の『あずまんが2』のあとがきによると、連載開始当初はワラビーが人間体に戻るという結末で終わらせる予定だったらしい)が、これ以降の物語を描く意向は無いという。