『アトムの最後』(アトムのさいご)は、別冊少年マガジン(現・月刊少年マガジン)1970年7月号(講談社)に掲載された手塚治虫の漫画作品である。
主人公の青年・丈夫は、幼い頃、隣に住む少女ジュリー(壽理)と遊んでいた際、子供故の無邪気さから来る残酷な遊びで彼女に瀕死の重傷を負わせてしまう。その後ジュリーが家出したと聞いた丈夫は、両親の言いつけを破り夜の街へとジュリーを探しに行くが、暗闇の中、両親から与えられていた銃でジュリーの母親を誤って撃ってしまい、その際ジュリーの母親がロボットであることを知ってしまうが、その事を自分だけの秘密として誰にも言わずにいた。