『贖いの聖者』(あがないのせいじゃ)は、原作・大塚英志、漫画・白倉由美による日本の漫画。この作品を機に白倉は小説家に転身した。
自分の子供を殺して自殺した母親。仕事に没頭し娘たちを顧みない冷たい父親。そんな両親をもつ双子の高校生の姉妹、紫と花歩は、社会から隔絶された小さな世界に生きていた。ある日花歩は街角で、牧師の姿をして、「師(マスター)」と名乗り、宗教団体「マグダラのマリア」を運営している不思議な青年と出会う。花歩は家を出て、青年と一緒に日本中を旅していく。だが、青年は水道水の水を命の水と言って売る詐欺師でもあった。それでも花歩は彼についていってしまう。彼なら自分を「ここではないどこか」に連れて行ってくれる気がしたからである。
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