『燁姫』(あきひ)は、佐伯かよのによる日本の漫画作品。『プチコミック』(小学館)にて1984年11月号から1991年3月号まで連載された。単行本は小学館から全18巻。その後、秋田書店の秋田文庫からも全10巻が刊行されている。
ふだんは地味な女子高生・燁姫には、銀座の画廊のオーナーというもう一つの顔があった。絵画の価値や真贋を見抜く能力に長け、贋作を描かせても超一流の腕を持つ彼女が画廊を経営する目的は、無名の画家だった亡き父が自分を描いた肖像画を探すこと。その過程で、さまざまな絵画をめぐる愛憎劇を、婚約者の鷹士、アシスタントの蒼らと共に解決していく。