『ハルカの陶』(ハルカのすえ)は、原作:ディスク・ふらい、作画:西崎泰正による日本の漫画作品。『週刊漫画TIMES』(芳文社)2011年1月7/14日合併号から2012年2月10日号に連載、芳文社コミックスより刊行された。全3巻。陶芸を題材に、陶芸展で備前焼作家の大皿に一目ぼれした主人公が陶芸作家を目指す姿を描く。第13回岡山芸術文化賞功労賞受賞作。
未来への展望も情熱も失い、日々を無為に過ごすOL小山はるか25歳。彼女はある日、上司に連れられたデパートの陶芸展で備前焼の赤牡丹大皿を目にして感銘を受ける。はるかは、そのえもいわれぬ精神的衝撃に浮かされるまま、その場で上司に退職を申し出て岡山県和気郡備前町(現在の備前市伊部)へと直行する。はるかはそこで大皿の作者、若竹修と出会う。