『クロザクロ』は、夏目義徳の漫画作品。小学館の雑誌『週刊少年サンデー』にて2004年35号から2006年1号まで連載された。
「他人が傷つくくらいなら自分が傷ついた方がいい」と思っているいじめられっ子高校生・桜井幹人は、ある日、ひょんな事から謎の「種」が体内に入り、夢の中で謎の子供・ザクロに出会う。ザクロに望みを聞かれ、「強くなりたい」と望んだ幹人は、代わりにザクロの後ろに生えている木を花でいっぱいにするという謎の指令を言い渡される。翌朝から、幹人は身体能力が向上し、怒りっぽくなり、しまいには人すら食料に思えてしまう。それは、人を喰う鬼「傀牙(オーガ)」となる前兆であった。