『死化粧師』(しげしょうし)は、三原ミツカズの漫画。祥伝社『FEEL YOUNG』にて2002年6月号から2013年5月号まで連載された。コミックスは同社feelコミックスより全7巻が刊行されている。エンバーマーの間宮心十郎を主人公とするヒューマンストーリー。
エンバーマーを主人公に据えた漫画。死者にエンバーミング(遺体衛生保全。作中では葬儀のため遺体の洗浄・衛生処理の他、欠損部の修復や顔面への化粧を施し、生前の形、血色、表情を再現する事が多い。)を施す事で、残された者が死をどう乗り越えていくかに重きを置いており、オカルト的にならないよう留意して描かれている[1]。三原は自身の親友の葬儀にて遺体の状況が良くなかったこと、その後新聞でエンバーミングという技術を知り「もっと早くに知れていれば」との想いが執筆のきっかけとなったと語っている[2][1]。