『わかとの』は、藤子不二雄による日本のギャグ漫画作品、および作品中に登場する人物の通称。純真無垢な大富豪の御曹司・わかとのが、好奇心の強さと自由奔放ぶりを発揮して大騒動を起こす様が描かれている。
1964年(昭和39年)10号~47号までは『サンスケ』として、『週刊少年マガジン』(講談社)に連載。その後、登場サブ・キャラクターであるわかとのの人気により主役が交代し、『わかとの』と改題され翌年の1965年(昭和40年)2号~31号まで、同じく『週刊少年マガジン』に連載された。1967年(昭和42年)には『怪人わかとの』と改題され、『ぼくら』(講談社)8月号に読切が2話同時掲載。過去作品の再録(詳細は#再録を参照)が行われた後、1968年(昭和43年)1月号〜12月号まで1年間連載された。